歴史と味に見るイタリアと日本

パルマ県にある城にて、5月~9月
歴史と味に見るイタリアと日本
講演、試食

パルマ県の美しい土地には、ちりばめられたように城や宮殿、城塞が存 在する。日本もかつて、城の時代として知られていた。防衛のための要塞ではあったが、才能ある建築家やその時代の美意識の形としても取り上げられ、多くの 場合、現在ではこれらの建築物は文化財とされている。

イタリアと日本、地理的にも文化的にも距離があるにもかかわらず驚くべき共通点も存在する。中でも特にパルマの土地柄について述べるとするとその美食文化がまず挙げられるであろう。

美味しく飲み、美味しく食べるという文化は生きる芸術の最も優れたものであり、イタリアと日本はまさに同じ腕に抱え入れ分かち合っている。日本の飲み物と言われている酒は、その美味さで知られた国の食通の産物であり、イタリアとも共有できること間違いない。

歴史と味覚との架け橋のように日本の文化により親しむためのイベントがたくましい城壁の中で行われる。

場所:モンテキアルゴロ城

幽玄の上演

特産物を味わいながら日本酒の試飲 

場所:ロッカビアンカ城

嶋田曜子氏による茶の儀

特産物を味わいながら日本酒の試飲.