自然が作るアート:和紙

ガレーゼ(ヴィテルボ)、5月18日~20日
自然が作るアート:和紙
和紙作り体験

古 い歴史を持ち、洗練された、手作業で作られる伝統の紙、和紙。「紙麻(かみそ)」の呼び名から「楮(こうぞ)」と呼ばれるようになったと言われている。楮 を手で操ることから和紙は生まれた。ヴィテルボにあるすばらしい雰囲気のアグリトゥーリズモで行われるこの体験実習はメインである和紙作りを通し、美しい 自然の素材を知り自然のリズムや香りと調和してリラックスした日々を過ごす機会となるであろう。

講師、 Akiyama Nobushige氏は参加者を和紙の世界へと導き、作業の段階を通し、手作業で職人技でもある和紙作りの基本要素を示しながら、さらに は出来上がった和紙を芸術的に利用する方法のアイデアをも与えてくれる。イタリアでその材料を見つけることは容易ではないため、Akiyama氏はイタリ アで広範囲にわたり生息していて代わりとなる植物を用い、いろいろな使い方のできる職人技のすばらしい紙作りの方法を示してくれる。また、江戸時代、紙に 関して武士の家々に伝わっていた典型的な使い方についての講演も予定されている。

このプログラムは金曜日の夕方、日本の職人技である和紙の世界の紹介から始まり、土曜日の丸一日、日曜日の午前中と、段階を踏んで和紙作りを体験する。参加は金曜日の夕食から日曜日の昼食まで、食事付きの宿泊型。

お申し込み期間:4月1日~5月15

場所:アグリトゥーリズモ ジュリア・ディ・ガレーゼ、Strada Cerreto