広島の太陽

ボローニャ, 2012年8月6日19時00分
水に浮かぶ灯籠の追悼式

このイベントで集まった資金は、2011年3月11日の震災時、津波の被害を受けた渡波小学校(宮城県石巻市)の再建のために使われます。
毎年8月6日に広島では原爆犠牲者への弔いと平和への祈りを込めて灯籠流しが行われます。
一般的に灯籠流しは、本来仏教の風習である先祖の精霊を迎えるお盆の最終日に行われる行事です。
灯籠は、海や川に流されます。また、灯籠を飾ったり、特別なメッセージや願い事を書いたり流す人もいます。

2012年の灯籠流しは、広島と長崎はもちろん、また被災地や福島の悲惨を忘れないために、「追憶」をテーマにしました。
日本では、東日本大震災からの復旧・復興がすぐ始まり、早く進みましたが、まだ多くの困難を抱えている人は少なくなく、被災地に住んでいる人たちの需要に応じる必要があります。
マスメディアによる関心が薄れた今、私たちが被災者に手をさしのべ、震災を記憶に留めておかなければなりません。

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