生け花:花を組み合わせる技法

2012年3月18日、ボローニャ市
ヒラオヨシコ先生(草月派)による生け花のラボラトリー

生け花とは、花、あるいは広くは花、葉、果実、枝などの植物を組み合わせる技法として知られており、日本の芸術作品のなかでもとくに優雅で評価されているもののひとつです。当ラボラトリーは、実践的に直接生け花に触れたいと希望される方々のために開催しています。

生け花のラボラトリー(レベル一・初心者): 15時30分~17時30分
生け花のラボラトリー(レベル二): 18時~20時

この芸術の魅力とは、切り落とした植物、つまり「いのち」(これは「生け花」という単語に含まれる「生」の字に隠された意味のひとつ)の幻影でしかないものを用いて「生」を感じさせるという、逆説的な技に存在します。

当プロジェクトの舵をとられるヒラオヨシコ先生は草月流の講師です。草月流は1927年に勅使河原蒼風が古い花道伝統をモダンなスタイルに取り入れたいという思いで始めました。すぐにその独自性を発揮し、最も重要で有名な生け花の流派の仲間入りを果たしました。

東洋美術研究センター V. Santa Maria Maggiore 1/b ボローニャ

要予約
参加人数最大10名
参加料:45€(花なども含めて)