ヨーロッパの考察:異文化のアプローチ

パドヴァ、5月31日 15時
円卓会議

共催:パドヴァ市
参加者:マッテーオ・チェスターリ、ジョバンニ・レギッサ、ジャンジョルジオ・パスクアロット、アルド・トッリーニ

我々が生活し、行動する日常生活の現実を表面的に眺めてみると、今日の歴史的非常事態が異なった文化や文明の間でどのように対立し関連付けられているかが明らかに見えてくる。

異なった文化が出会う際、アイデンティティーのテーマに関する問題点が浮上し、我々はそれらについて考えなければならなくなる。

そのような状況を知りながらも目を向けずにいることは、あまり現実的な選択とは言えない。

このようなことから ニッポニカ2007を利用して、多文化の中で異文化を考え、いかにして多文化から異文化へのアプローチを行うかについての円卓会議を開催することにした。 それぞれにアイデンティティーを持った文化が、それぞれに主導権を主張する柵の中に存在するという考え方を捨て、互いに影響し合うことのできる出会いとな るようそれぞれの文化の扉を開くことにより互いに深い関係で結ばれることに気づく。非常に実り多きことではなかろうか。

パラッツォ・モローニのサラ・パラディンにて

Via del Municipio, 1