日本芸術の歩み

ボローニャ、2010年4月10日~12月4日
芸術論の解釈

芸術学の解釈の新しいアプローチ。歴史や作品の作られた背景を探りながら作品の持つニュアンスや複雑さを読み解く鍵とともに作品の世界へと参加者をご案内します。

今年度は二つの テーマに沿って講義が行われます。一つはより伝統的でもある、季節にちなんだ作品について。日本の芸術作品すべてにおいてとても重要なテーマであり、さま ざまな作品に季節が込められています。もうひとつのテーマは19世紀から20世紀にかけて活躍をした3人の芸術家について。その時代、日本の経験した社会 的・文化的変動を敏感にとらえています。